心停止の患者に投与する酸素に2%の水素を加える臨床試験、救命率の向上などを確認
慶応大学の鈴木昌特任教授らのグループは、心臓が停止したあと、救急病院に搬送された患者に水素を加えた酸素を投与して救命措置を行うと、通常の酸素を投与した場合より救命率が高まるとする臨床試験結果を発表した(NHK)。研究グループは、各地にある15の病院で、心停止で搬送され意識が回復していない患者73人を対象に、2%の水素を加えた酸素を投与して救命措置を行った場合の効果を調べる臨床試験を実施。その結果、90日後の生存率は通常の酸素の投与を受けた患者では61%だったのに対し、水素を含む酸素を受けた患者では85%に高まったとしている。後遺症なく回復した人の割合も水素を含む酸素を受けた患者では46%と、通常の酸素の投与を受けた患者の21%より高かったとしている。
関連ストーリー:
Neuralink の臨床試験計画、米食品医薬品局が昨年却下していたとの報道
2023年03月05日
塩野義製薬の「ゾコーバ」、COVID-19後遺症を45%削減と発表
2023年02月24日
政府、英国製人工妊娠中絶薬を薬事承認へ
2023年01月31日
エーザイ、アルツハイマー病治療薬の第3相試験で症状抑制を確認
2022年12月03日
培養赤血球を他人に輸血する世界初の臨床試験、英国で実施される
2022年11月12日

