Starship の軌道飛行試験、2 段目分離前に指令破壊
AC0x01 曰く、米 SpaceX 社は 20 日、Starship 宇宙船の軌道飛行試験を実施した (動画、 Techno Edge の記事、 ITmedia NEWS の記事、 SpaceNews の記事)。
打ち上げられた Super Heavy ロケットは高度 39km まで達したが、2 段目の Starship が分離されることなく制御を失ったかのように回転し、そのまま指令破壊される結果に終わった。
ライブ配信された打ち上げ映像によれば、33 基ある Super Heavy のラプターエンジンのうち 3 基は離床時点から点火しておらず、上昇中に 2 基が停止した。Starshipは予定していた 2 分 49 秒後に分離せず、機体は縦方向に回転。打ち上げ 4 分後に指令破壊となった。Super Heavy の推力が強すぎて、発射台のコンクリートなどが大きく吹き飛んでいることが確認されている (LH2 氏のツイート)。
ただし、Super Heavy は一部のエンジンが点火せずとも打ち上げが出来る能力があるとされており、5 基の停止が致命的な問題だったのかなどは現状では不明(映像からも実際にエンジン炎が少ないまま飛んでいるのが確認できる)。回転は新しく導入されたスピン分離が失敗したことによるもので、途中までは意図したものではという話も上がっている (Spacegg135 氏のツイート)。
いずれにせよStarshipの実用化まではもう暫く時間がかかりそうだ。
SpaceX の発表によれば、宇宙機は複数のエンジン停止により下降し、回転を始めたとのこと。
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