刑務所製の固形洗濯石けん『ブルースティック』、バカ売れしても増産できない
フリマサイトで、定価400円の「ブルースティック」が1200円ほどで転売されて問題化しているという。このブルースティックは、固形洗濯石けんで3本入り。この石けん、神奈川県の横須賀刑務所で受刑者たちが製造しているのだが、刑務所内での生産量が減少したことから「レアもの」化してしまっている模様。ある刑務所の製品専門店では、2022年には約4万9000本が販売され、店頭では1家族6組までの制限が設けられているほどだという(ABEMA TIMES、Togetter)。なぜ刑務所でしか製造できないかのかというと、石けん会社と合成洗剤会社が競合関係にあることから、ブルースティックのような石けんと合成洗剤を組み合わせた製品を作ることが難しかったのだという。刑務所ではこのような制約がなく、このためブルースティックは刑務所でしか生産されない独自の製品となっている。
また刑務所側の事情もある。刑務所は労働力が格安であるため、一般の企業に競り勝つ価格で製品を生産できてしまう。民間企業が販売しているような製品は民業圧迫リスクがあるため出しにくい。このためブルースティックのような独自製品(隙間産業)を提供しているようだ。またこうした事情から極端な増産も同様に民業圧迫リスクがあり難しいようだ。
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