カナダCBCラジオ、84年間毎日続いた時報の放送を終了
カナダの国営放送 CBC Radio One が 84 年間毎日続けていた時報の放送を 10 月 9 日に終了したそうだ
(CBC News の記事、
Ars Technica の記事、
The Guardian の記事、
動画)。時報が放送されていたのは東部時間 13 時。正時の数秒前から800Hz 正弦波の短いビープが毎秒流れ、正時に 1 秒の長いビープが流れるというものだ。カナダ国立研究評議会 (NRC) のセシウム原子時計による正確な時報は 1939 年 11 月 5 日から毎日放送されてきたが、近年は放送経路の多様化による遅延が問題になっていたという。NRC によれば、2018 年に CBC が HD 送信機を導入したことで最大 9 秒の遅延が発生するようになり、最終的に CBC が放送終了を決断したとのこと。
NRC が運営する時報専用ラジオ局 CHU では今後も放送を続けるが、ビープは 1,000Hz であり、間にデジタルデータが挟まれるため、全く異なる。ちなみに、NHK の時報音は正時の長いビープが 880Hz (A5) であり、CHU と CBC のビープはそれぞれ上下におよそ全音ずれた音程にあたる。一方、CBC の Brian McHugh 氏が歌詞を書いて歌った「Let It Be」の替え歌「Let It Beep」は原調 (C) のまま演奏されており、最後のビープは C6 の音程になっている。
日本ではテレビの時報がデジタル放送移行に伴って廃止されたが、ラジオでは引き続き放送されている。念のため先ほど NHK ラジオで確認した。
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