静大の新学長に「工学部医学部合併反対派」の教授が選ばれて、事態が混迷してきた。
今後の可能性を探ると
①白紙撤回
静大の機関決定では、別々の別個の大学となるとされている。
静大と浜医の合意書もその方針で結ばれているので、合意書違反となれば浜医が蹴って、白紙撤回となるだろう。
この可能性はかなり高い。
②浜医が静大傘下の医学部、医科工学部となる。
以前に浜医を静大の一学部とする案があり、浜医側が反発して破談になった。
この可能性はない。
③医科工学大学と人文理学教育大学の別々の独立行政法人となり、その上に「統合運営委員会」を設けてその指導の下に運営する。
人事は別個に決定し、予算配分は「統合運営委員会」が2つのキャンパス代表者と協議して決定する。
予算の専決権がないと自由な運営ができないので、浜医側は大いに不満だろう。
④当初の「静大機関決定」と「静大浜医合意書」に則り、2021年度から2つの新大学としてスタ-トする。これが本筋で、これ以外の方針は浜医が蹴るだろう。
新学長は、既定方針を踏襲するしかない。
⑤何も具体的なことが決まらず、保留となる。
4年後の学長選挙で選ばれた学長に決定を託す。
⑥浜医がさっさと見切りを付けて、ほかの手を探る。
静岡県立大学も巻き込んで、医科薬科工科大学となる。
これは素晴らしい案だ。文部科学省の国公立大学再編統合方針とも合致する。
実現のためには文部科学省の仲介と後押しが必要だが、今の文部科学大臣は「浜松医科工科大学」賛成の立場なので、可能性はある。
⑦⑥と関連して、静岡キャンパスは文化芸術大学と統合して、静岡文化芸術教育大学となる。
この結果、4つの大学が「医科薬科工科大学」と「文化芸術教育大学」の2つに再編され、すっきりする。個人的にはこれがベストだと考える。