今回は各科目とも総じて平均点が低い中で、好成績を順当に取る生徒がいた。
数学と化学は予想通り平均点が100点満点で20点台だった。
上位は得点が接近していたので、順位ほど大きな差はついていない。
つまりほんのわずか差で順位に差が着いた。
大学入試は1点差刻みの順位で合否が決まるので、1点差でも勝ちは勝ち負けは負けだ。
特に難関国立大や国公立医学科は上位層が接近しているので、厳密な得点分析が必要だ。
さらに、私立医学科に及んでは、ボーダ-ラインに同点で多数の受験生が並び、その中でも合否が別れる。
科目別講評
①数学 新星生は数学学力は横一線だ。にもかかわらず点差が着くのはなぜか。
今回かなり入念な「対策教材」を用意して出題されそうな問題を提供した。
学力テストは入試対策なので、青チャよりはやや上の問題、オリスタよりは簡単な問題というのが、難易度の基準になる。すると出題される問題は絞られてくるので、誰が選んでも同じような問題を想定する。
ビンゴの問題を見て、確実に満点で抑えられたかで、得点差が着いた。
焦ったという言い訳は通用しない。ランクインの生徒はビンゴ問題は落としていない。
この問題は解けると狙いを絞った問題で得点できなければ、それはとてもとても合格しませんわ!!
次に初見の問題でも、手を動かして何とか突破口を開こうという姿勢がないと、合格ラインには届かない。
すでにそのレベルの初見問題に挑戦している新星生もいるので、差が着きだす。
②化学
校内テストの全科目中、化学は常に平均点が最も低いが、それは静高の伝統だ。
理系では化学が受験科目の王様といわれるのは、理系全学部必修の受験科目であるというだけではない。物理は大学で学ぶ内容と差がありすぎるし、生物もかなり傾向に違いがある。
だが、化学は高校化学の能力がそのまま学部学習内容に反映される。
理系学部志望で、生涯をその分野の専門家として生きていこうと考えている人間が、毎日理科の勉強をしないでどうするのか?
少なくとも既習の化学化学反応式と計算問題は空で言えなければ、校内テストで得点できるわけがないだろう!!