数学と英語同様に国語も「既に静高合格確実」の生徒と、「まだまだ」の生徒にきれいに別れた。
「まだまだ」の生徒は附属小時代も、読解問題演習をしたことがないようだ。
春期講習の最後に述べた国語の入試演習問題の解答練習法について、再度繰り返します。
①まず制限時間は無制限で解答する。
②本文を読む際に、鉛筆を持ってここは重要だと思われる箇所には、傍線を引いていく。
設問を読んでから本文を読め、などとふざけたことを教える塾もあるが、優れた入試問題は隅から隅まで読まないと回答できないように作ってある。
③設問も鉛筆を持って重要な箇所には傍線を引く。
今回の入試問題演習で「問の文」の意味を理解していない生徒がいた。
これでは、聞かれていることに「的確に応える」事が出来ない。
附属小生に見られる特徴だ。
④ここからが大切だ。
記述式の小問では白紙に「必ず下書き」をしてから回答する。
設問の下線部の前後で、重要だと考えて傍線を引いた部分を見ながら、解答下書きを書いていく。
もちろん時間はかかるが君たちには「頭の中で解答を構成し推敲する能力は無い」ので、必ず白紙に下書きを書く。
この時、消しゴムを使わずに、不要か所は線を引いて消し、不足部分は矢印を入れて追加していく。
この作業をしない生徒は一生まともな文章は書けない。
高校生や大学生にも、日本人のくせにまともな日本文が書けない人間がいるが、それはこの作業をしたことが無い人間だ。
⑤字数制限のある記述問題は「必ず原稿用紙」を用意して④の作業を繰り返す。
字数制限のある問こそ「記述力」を養成する最高の問題だ。
字数制限があるために、無駄な内容を書く余裕がない。
文章をぎりぎりまで削って、帳尻を合わせなくてはならない。
字数制限のない記述問題の問では、ある女子のように、模範解答の3倍程度の字数を解答欄に詰め込もうとする。
これは、正解が解らないので、傍線部分の前後の本文を全て写しているに過ぎない。
しかもただ長いだけで、要点のまとまりがない文なので、静高の採点者は斜線を引いてゼロ点にする。
これが入試採点の本来あるべき大原則で「静高の国語採点は厳しすぎる」と文句をつけるバカもいるが、バカに着ける薬は無い。
問の文に「簡単に書きなさい」と指示されているのだから、ピンポイントで簡潔に簡単に書かなければバツに決まっている。
古文問題については4月から演習が始まるので、またその時にコツを教えます。