中学生が最初に解く方程式は「1元1次方程式」と呼ばれるもので、使う文字=未知数はXの1つだけと決められている。
だが、それは最終的な方程式として組み立てる式の場合だけだ。
そこまでに至る思考の過程を述べるときは、文字を複数使ってもよい。
特に「文章による応用問題」では、求められている数以外にも不明の数値がいくつもある。
その典型が昨日の「旅館の部屋割り問題」である。
聞かれている数は生徒総数であるが、不明の数は
①旅館の総部屋数
②実際に使った部屋の総数
③生徒の総数
とりあえず①=B②=C③=Aとして、Cでは1回目の部屋割りで使った部屋数をC1、2回目の部屋割りで使った部屋数をC2、とする。
最初の部屋割りでは空き部屋は4つ出るので、B-4=c1、2回目の部屋割りではまだ空き部屋が1つ出るので、
B-1=C2と表せる。
ここで1回目は1部屋に5人、2回目は1部屋に4人詰め込むので
5.C1=4.C2から5(B-4)=4(B-1)とすれば方程式が組み立てられる。
未知数それぞれにA,B,Cと文字を割り振っていくと、カギになるのは意外にも「旅館の総部屋数」だったのである。
この思考の過程を、文章でうまく説明していくのが「附属中校内テストの数学」で高得点する秘訣だ。
だが、初めから連立方程式で考えれば、文字はいくつ使ってもよいのだから、こんな面倒な回答は不要だった。
つまり、中1生は最初から連立方程式を方程式と同時に学んだあとで、応用文章題を連立方程式で解けばいいのである。
という事で、次は連立方程式です。
連立方程式は中学数学の重要事項である1次関数に直結するので、ここで附属中2生の数学進度を追い越していく。
附属中2生とはもちろん「新星生以外の附属中2生」で新星中2生はすぐに高校数学1Aに入っていく。
ちなみに附属中の修学旅行では京都一の高級ホテル「京都都ホテル」に1部屋2名ずつです。