靜高が校内学力テストを実質、無意味なものにすることは、少し前から予感できた。
年4回の学力テストの内、2回は長期休暇明けの9月と1月に行われることが定着した。
4回の学力テストの内で、最後の第4回の結果をまとめて、冊子に公表するので、第4回は特に重要だった。
1年間の学習内容を網羅する形で出題されたので、3学期の学習は特に在校生は力をいれて頑張った。
この第4回学力テストが、冬休み明けの課題テストとされたために、無意味なテストになった。
従来から、夏期冬期休暇明けの校内テストは、生徒が手を抜きやすい傾向があった。
春休み明けの課題テストは、ほとんど無視されていた。
多くの生徒がノーベンで受けるのが通例になった。
冬休み明けの学力テストという名の課題テストは、春休み明けの課題テストと同じくらいの軽さに、なってしまった。
高2の終わりくらいになると、受験勉強を本格的に開始するので、生徒は全国模試の選別を始める。
現在の全国模試は河合全統模試が、一人勝ちの状態だ。
駿台模試は権威を維持しているが、東大や京大、難関医学科を目指す受験生が主体なので、母集団が偏っている。
代ゼミ模試はすでに消滅したし、東進模試は合否判定が相変わらずデタラメだ。
河合模試はデータ処理の精度が、ダントツに優れている。
共通テストの平均点を完璧に的中させる。
駿台は、これを大きく外すので、あてにならない。
河合模試の最大の利点は、その大学の学部学科を受ける受験の網羅度が圧倒的に高いことだ。
合否判定は、実際にその大学の学部学科を受ける受験生の中で、自分がどの順位にいるのか、正確に判ることが最重要で、それが全てだ。
その最重要な情報を河合模試は教えてくれる。
受験生の中で今、目の前にいるライバルの中で、あと何人抜けば合格圏に入るか、合格確実圏に入るかを、具体的に知りたい。
そこからすべての戦略と戦術が始まる。
得点度数分布表をにらみながら、あと何点上げればよい、と数字が特定できる。
科目別にアップ目標点が決まり、単元別に得点目標を割り振り、勉強時間の割り振りもできる。
最後の追い込みで、大幅に学力をアップさせて逆転合格する現役生は、この方法で受かっていく。
その大きな手助けになるのが、ネットとPC,タブレットだ。
共通テスト模試は、ネットで受けられるし、デ-タもネット経由で手に入る。
高校単位で受験する場合は、より詳細なデータが高校のPCから得られる。
そのために、各高校は共通テストの個人情報をまとめて河合塾に、そっくり渡す。
浜松医大の推薦入試では、推薦出願者内での順位も静高のPCで検索できる。
これは是非とも活用してほしい。
組織的に進学指導からフェードアウトしても、それ以上の代替システムがあるので、心配することはないのだ。
だが、データをもとに具体的に学力を上げる方法とツールという点で、予備校は致命的な欠点を持つ。
それについてはまた次に。
ところで野球のフェードアウトについては、2チャンネルや後援会掲示板で、これでもかというほど、突っ込まれているので、そちらを見て下さいね。