上司がアホだと、部下も顧客も大迷惑する。
一般企業だとアホな上司がいるとその部署が回っていかないので、上級管理職や経営陣がすぐに首をすげ替える。
公務員は臨機応変な対応が出来ない組織だ。
さらに公立高校は数が多すぎる上に、それなりに独立性が高いので、非合理、非能率の仕事をしていてもチェックがきかない。
しかも隠ぺい体質ときている。
前にも書いたが、静高の校内学力テストは無意味なので即刻廃止すべきだ。
現場の各科目担当教諭はすでに気が着いているはずだ。
校内学力テストは、1961年、伝説の名校長諏訪拓三先生が「進学倍増論」を提唱して始めた制度だ。
1961年と言えば今の静高教師も校長もまだ生まれていない。
靜高の校長は代々、東京高等師範学校、後の東京教育大学、今の筑波大学卒と決まっていた。
教師のエリ-ト養成機関で、その卒業生は皆、能力が高く教師としても一流だった。
いまのように静大人文学部のような2流大学出身者は校長どころか、静高の教師にもなれなかった。
諏訪校長は3年計画で一流大学合格者を倍増させようと、大学受験問題に焦点を当てた学力テストの体制を整えた。
その総まとめとして毎年「大学進学資料」を作成したが、その内容は高校3年間の学年末学力テストの成績を偏差値別に1位から最下位まで並べ、受験した大学と合格不合格の大学を明示した。
この冊子は年々充実していき、近年はセンタ-入試や共通テストの科目別得点も記されていた。
静高生はこの冊子をたよりに、高1から自分の受験校のレベルを設定していった。
ところが一昨年度からこの冊子から個人の詳細データが削除され、3年単位の偏差値表が載っているだけだ。
この表は合格不合格の幅が偏差値で20以上も開いていて、全く無意味だ。
あとのページの大部分は合格体験記が並んでいる。
その合格体験記も、書いている生徒本人から「合格体験記など役に立ったことなどない」とこき下ろされている。
合格体験記は静高のように受験校数が膨大かつ多岐にわたり、私立も国立も推薦も無試験もごちゃごちゃになっている高校では役に立たない。
東大や京大に特化した進学校以外は無意味である。
学力テストはこの「大学進学資料冊子」と一体になって意味をなすので、冊子が有名無実化した以上、学力テストは無意味だ。
近年は有能な高校教師は、管理者コースに乗るのを避ける傾向がある。
すると、ますます無能な校長が静高にやってくるようになる。
新しい鈴木県知事は浜松北高の出身なので、まだ浜北と静高が大学入試で互角に勝負していた時代を生きてきた。
彼の母校はますます進学実績を伸ばしているので、静高にもテコ入れをしてほしいものだ。