昨日の夏期講習用英文読解は、大学入試共通テストレベルの内容だった。
高校入試問題だが、形式は大学入試共通テストを完全コピ―している。
出典はなんとニュ―ヨ―クタイムズで、大学入試では難関大で頻繁に出題されるが、高校入試では珍しい。
難関高校は中学3年生に大学入試共通テストのレベルを要求している。
静岡県高校入試問題とは「志の高さ」が違う。
英文内容も身近な「子供とスマホ」で、スマホをめぐる保護者の葛藤と迷いを取り上げた英文だ。
NYタイムズの記事を易しく書き下した英文で、設問選択肢が紛らわしいので完答は無理だろうと思われたが全員が選択問題は完答だった。
英語の高校入試問題は英文読解の教材として利用されることが多い。
そのため出題者は「練習教材としての入試英文」の意義を考えて、最高の素材を提供しようとする。
難関高校は受験生が英検準1級くらいは取っていることが珍しくない。
NYタイムズの記事でも読めるレベルの生徒は多い。
静岡県入試問題は読解教材として使えるレベルに全く達していない。
内容は相変わらず「中学校生活」がテ-マで、何ら感銘も感動も知識も教養も与えない。
昨日の教材はスマホにまつわるメリットとデメリットを取り上げ、保護者はどうすべきか具体的なアドヴァイスも与えている。
最後の一文が素晴らしい。
「親としての唯一の務めは、わが子に独り立ちする準備をさせるために、スマホの悪影響から守ることだ。」