「期末テストは静高最重要行事である」ことの意味を解っていない生徒がいる。
静高だけではないが、期末テストは高校の教職員が総力を挙げて取り組んでいる。
まず、科目ごとにチームを作って入念に問題を作成する。
問題傾向が偏らないように「標準的な重要問題を厳選する。」
たまに、マニアックな問題を出す教師が、静高化学にいることはいるが。
次に採点間違いが無いように「短縮授業」を組んでまでして正確に採点する。
採点ミスはまれに生じるが、それは人間が採点するからだ。
最後にその得点をもとにして「公正厳格」に「評価点」を全生徒につける。
この評価点は公式記録として、一定の年数の間、保管される。
OBやOGが国家試験や資格試験を受けるときに、わざわざ写しをもらいに来ることもある。
なによりも大学受験の願書に写しを添付するので、全員にとっても重要記録だ。
「静高生が静高生として生きた証(あかし)」を作ってもらっているのだ。
公式文書として作成に細心の注意が払われるので、それを妨害する行為には異常と思われるほどの「厳罰」が下される。
テスト中のカンニングは停学という措置が下される。
校内の窃盗や暴力行為よりも重い罰だ。
さらにこの公式記録を捏造、改変した者には刑事罰が下される。
生徒の「通知表を改変するよう指示した公立高校校長」が、実刑を食らって刑務所に収監された事件が県西部であった。
入試科目ではないからと言ってノーベンでテストを受けたり、暗記科目だからと言って手抜きをして、平均点を下回る点を取るような生徒には医師になってほしくない。
そもそも医学科になど受からないし、受かっても単位が取れずに留年を繰り返して、大学から消えていく。
古典や地理歴史公共保健を手抜きする生徒は「自分の利益にならないことはやらない」人間になる。
医療の現場で奮闘する人間は皆「得になる損になるに関係なく」自分が出来ることは、すべて全力でやる人々である。
ちなみに、高2新星生で最も優秀な生徒は、理数科目だけでなく公共や保健でもクラス1位の得点を取っている。