情報Ⅰ 本当にヤバイことになってきた AIは文部科学省の先を行く
ブログでは入試科目情報Ⅰの中心部分は「プログラミング」であることを強調してきたが、現実の世界では恐ろしいことが進行している。
ここ最近、プログラミングの世界ではプログラミングの知識がなくてもアプリを作成できる「ノーコ-ドツール」と呼ばれるサービスが広がっている。
その一例がノーコ-ド自動化AIツールDifyだ。
簡単なプロンプトを入力するだけで、複雑なアプリを手軽に作成し、公開することができる。
中学高校生のほうが情報が早いので、今では生徒のほうが、高校の情報教師よりも優れたアプリを作成できる。
文部科学省の指導要領では、情報Ⅰと情報Ⅱの最終目的をこの実際的な「使えるアプリ」を作成できる能力を、身に着けさせることとしている。
好きな生徒は言われなくとも勝手に独力でこの目標をクリア-してしまう。
世界中から天才プログラマ-が大量に湧いてきて、ネット上には自作アプリが氾濫することが目に見えている。
文部科学省の役人の思惑の更に先を現実は進行していく。
学校授業でPythonを使ったコード作成を学んでいる間に、生徒は課題の自作アプリを瞬時に作成してしまう。
もうこれは、生徒の自主性に任せて勝手にやらせるしかないだろう。
だが興味のない生徒は、傍観者に終始するので能力差が驚異的に拡大する。
共通テストではさしあたり「疑似言語」を出題してこの問題を回避するが、そもそもプログラミン言語が不要な世界なのだから、無意味だ。
むしろ情報Ⅰは中学におろして「プロンプト教育」をする方向に進むほうがいいのではないか。