訂正中3重要 公立校入試はなぜ3段階選抜なのか
前のブログで「3段階選抜のトリック」の仕組みついて説明した。
大事なことは、公立進学校においては、本番の学科筆記試験(学力検査)の総合点順にならべて、定員までが合格するということです。
だから内申オール5の生徒が落ちて、内申32の生徒が受かるのです。
しかもそれはかなりの確率で予測できる。
不合格の生徒は、内申点のせいにはできないのだ。
あの先生に嫌われていたから、内申3がつけられた。
それが原因で落ちたなどと、お門違いな言い訳は通用しない。
ではなぜ3段階選抜などという面倒で複雑な選抜方式なのか、今までに誰も説明していないので、説明しよう!!
それは、全て第2段階選抜のためだ。
第1段階選抜は入学定員数分だけを評点順に並べて特定し、その中から学力検査の上位から、75%の合格者を決定する。
ここでは学力優先の選抜だ。
問題は残りの25%の分配をどうするかだが、ここで運動部強化のための選抜が浮上する。
そのために設けられたのが「第2段階選抜」だ。
つまり「第2段階選抜」の定員枠を確保するために、まず学力優先の「第1段階選抜」という定員枠をあらかじめ設けているのだ。
運動部顧問は「学力選抜の生徒はお先にどうぞ。でも残った25%の枠からは運動部員を取らせてもらいますよ。」と言って、定員の10%程度をレギュラ-クラス候補として確保する。
だが、運動部員は「学校裁量枠」で確保しているはずだ。
それでも、定員の1割や2割程度の裁量枠ではまだ足りないのが現状だ。
静岡学園のように1学年で90名前後、全体で300名程度のサッカ-部員が所属する私立には、天下の藤枝東でも数と質で追いつかない。
野球部でも同様だ。
全部員が30名の静高では、100名前後の部員を擁する私立と互角に勝負するのは至難の業だ。
そこで、20名から30名程度を確保できる第2段階選抜を利用するのである。
ちなみに静高野球部は、第2段階選抜合格はごく少数だが、皆無ではない。
あとの残りの15%で内申点不足で第1選抜に漏れた「学力優秀者」を救い取っている。