某大手予備校による附属中校内テストの無断配布の件
附属中1の国語テスト問題に、自分が苦労して作成したテスト問題を某大手予備校が無断で配布していることについて、コメントが出題されていた。
これは長い間やられている常套手段だ。
ちなみに新星では、附中校内テスト問題の配布は一切やっていない。
学調過去問の配布もしていない。
理由はここでは書かない。
附属中だけではなく、他の多くの公立中学の校内テストも無断配布されている。
公立中では評価点(内申点)は校内テストの得点で決められる比重が高いので、無断配布はより活発だ。
公立中では附属中と異なり、受験高校の選定過程で「校内選考」が厳しい。
内申点で否応なく切っていくことも、珍しくない。
生徒も予備校もお互いにメリットがある。
附中校内テストの配布は、著作権と作成した教師のプライドにかかわる。
入試問題に関しては「入試問題には著作権は無い。」という事は確定事項だ。
そのため多くの入試問題集が無許可で入試問題を転載できる。
だが、その模範解答と解説については著作権が生じる。
入試問題集が「無断転載を禁ず」を掲げているのは、この部分である。
その模範解答にも間違いや的外れの解答が多いので、出版社もコピ-する側もどっちもどっちである。
ようするにグレ-ゾ-ンだ。
高校の校内テストは「入試問題」の引き写しが多く(そのまんまコピ-)、著作権なしの入試問題の引き写しなので、その再利用は許されると考えている。
何しろ典型入試問題をうまく選び抜いた良問が揃っているので、利用しない手はない。
その点、附属中の国語校内テストはオリジナル問題なので、問題そのものに著作権がある。
さらに模範解答も同様だ。
ここでは結論は出せないが、黙っていれば、SEと附属中は癒着していると批判されるだろう。
ただ、良問は拡散され残っていく。
入試問題作成者のプライドは「歴史に残る良問を作ったこと」だと、某東大教授に聞いたことがある。
テ-マの本質に迫る良問は、受験生の心を揺さぶる。
「ジ-ンと感動する良問をいくつ解いたかで、その受験生の学力は決まる」という名言がある。
コピ-された側は、配布したくなるほどの良問を自分は作ったと考える??