新課程の共通テストはただの丸暗記では、歯が立たない。
「統計デ-タを3つ4つ組み合わせた思考実験」が必要だ。
このような訓練は静高授業でも、予備校授業でもできない。
頭を使ったゲ-ムに近い作業で、なかなか楽しい。
試しに1つやってみよう。
まず例の重要冊子を2冊用意する。
系統地理の重要単元にそったテーマで、ある仮説を立てる。
「国によって合計特殊出生率に差が生まれる理由は..................だ。」
抜き出すデータは
①婚姻率②平均初婚年齢③平均初産年齢④新生児死亡率⑤幼児の生存率
合計特殊出生率を上げるためには、
①は高いほどよい。②③は低いほどよい。
人口減少を食い止めるためには④⑤も低いほどよい。
実はこれらのデータは例の本にはひとまとめにして載っている。
という事はデ-タ作成者は「ある結論」に誘導しようとしているのだ。
ここでいくつか疑問が生まれる。
①の婚姻率には事実婚は含まれるのか。
②に関しても事実婚は含まれるか、法的に婚姻が許される年齢は何歳か。
さらに⑥妊娠女性千人当たりの人工中絶率はどうか。
この数字は重要な意味を持つが、これはタブ-ともいえる数字だ。
こんどは別の角度で、労働環境、育児環境、についてのデータを抜き出す。
⑦産休育休の平均期間⑧新生児手当の支給率と金額⑨幼児100人あたりの託児所数
⑦から⑨まで全て数値が高いほど良い。
所得と教育費に関するデータも必須だ。
⑩20代30代の平均所得⑪大卒までにかかる一人当たり費用の平均額
結婚にかかる初期費用のデータも必要だ。
⑫新居の平均入居費用
さらに突っ込んで考えてみる。
果たして費用や社会制度の問題だけなのだろうか。
⑬結婚して家庭を持ち、子供を産んで育てる事に価値を認めるか認めないか。
プラスの評価、マイナスの評価、+-50ポイント解答
統計資料数ではカバ-仕切れない項目だが、AIを駆使しよう。
チャットGPTの出番だ。
ダメ元で検索しまくってみようか。