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追加 司法試験も共通テストも制度より受験生のほうが先を行っている

司法試験制度は、法科大学院を出た大学院生を主な対象としているが、経済的な救済措置として4年制の学部学生でも受けられるバイパスコースというのがある。
本流の法科大学院コ-スより4年制のバイパスコ-スのほうが、司法試験合格率がかなり高い。
しかも優秀な学生が断然多い。大学院で無駄な時間と費用をかけるのを嫌って、野心的で優秀な学生はほとんど全員が バイパスコ-スで受かってしまう。
検察官や裁判官の候補者として、バイパスコ-ス経由合格者からスカウトされるという皮肉な事態になっている。
法科大学院制度のはるか先を学生は行っている。
先日の「共通テスト同日模試」はその対象のメインは新高3生のはずだが、英語受験者をみると全受験者7万1千人中で新高3生は4万4千人、あとの2万7千人は新高3生以外である。
その内訳は公表はされていないが、おそらく新高2生、高1生さらには中学生だと考えられる。
確かに共通テスト英語問題は簡単なので中学生でも解答できる。
驚くことに中学生も含めた平均点が50点で新高3生だけの平均点が52点だ。
さらに数学ⅠAの平均点も、前者が48点で後者が49点となっている。
数ⅠAなら高1生でも余裕で解けるのでほとんど差がない。
数ⅡBは「文科省」の指定進度では高2だが、高1や中学生を含む平均点は46点、新高3のみでは47点と、ここでもほとんど差がない。
このように新共通テストに対する対応は、受験生のほうがはるかに進んでいる。
新星ゼミでは中2生から高校数学を選抜制で学んでいるが、決して特別なことをやっているわけではない。
全国の流れから言えば、当然の方針だ。
受験生のほうがはるかに進んでいるのにも関わらず、公立中学、公立高校はのんびりと文部科学省に指示されたペースで進んでいるのだ。
競争は常に水面下で進行している。
東大をはじめとする難関国立大や、国公立医学科の合格数が圧倒的に多い進学校の受験生は、共通テスト制度のはるか先を行っている。

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