リーディングビュー

アメリカ近代傑作短編集 2

高校生にもこのアメリカ近代傑作短編集を「原文の英語」で読ませたかった理由の一つは「アメリカ人の本質は南部にある」と考えるからである。
大学1年時の教養課程の英語読解演習で渡されたのが、フラナリ-・オコナ-という女流作家の「高く昇って一点へ」
(Everything That Must Rises Converge)だった。
彼女の作品は、アメリカ南部を舞台にした人種差別や暴力をグロテスクなまでに暴き出すことで、特異な位置を占めている。
静高の巻島先生が薦めてくれたH.ジェイムスの作品はアメリカとヨーロッパを行き来する上流階級のエリ-ト層が主人公の物語で、当時の高校生には「欧米上流階級の厳格な恋愛倫理観」など、ピントとこないのは当たり前だった。
それに比べてオコナ-の作品群は、生でむき出しの人間の本性を、目の前に突き付けていて、これぞ本当の文学だろうと痛感させる。
今、アメリカ国内に渦巻いている黒人虐待、人種差別への反対運動の根っこあるものは、「保守的アメリカ人の本質」に対する怒りといきどうりだ。


  •  

中3重要 今日夜9時のNHK特集「ヒト遺伝子ゲノム」を必ず見よう!!

中3はちょうど新星授業で、遺伝の単元をやっているので、今夜9時のNHK特集「ヒト遺伝子ゲノム」は必ず観る事!!
中学で学ぶ遺伝は最小限の内容で、今日やった「メンデルの法則」も実は例外事項がかなりある。
生物学の内容は変化が激しく「高校生物」の教科書に載っている内容は、年月とともに大きく変わる。
世代が違うと、高校生物で学んだ内容がかなり食い違っている。そこが物理や化学との大きな差だ。
塾長の時代の高校教科書に載っていた内容も「実はあれはでっち上げでフェイクでした」なんて例がいくつもあって面白い。
最大のフェイクは「ダーウィンの進化論」で、メンデルの遺伝法則とうまく組み合わされているので、嘘がなかなか見抜けない。
遺伝は「遺伝子だけが支配する」という間違った前提(あるいは意図的なまやかし)のせいで「獲得形質は遺伝しない」という間違いが長い間、定説となっていた。
その件は、また「生物の進化」の単元で説明する。
NHK総合テレビ以外にも、NHKBSでのシリ-ズ「ヒュ-マニエンス」は人体に関する新しい発見を紹介してくれて、大変に興味深い。


  •  
❌