大学入試改革3本柱の2本が崩壊後の展望
大学入試改革の3本柱の内「英検の利用」「記述式試験の導入」は検討課題として今後どうするのか未定だったが、やはり廃止が確定した。
「英検の利用」については個人的にはいいアイデアだと評価していたが、「記述式試験の導入」については150万枚の記述式答案を短期間に一体どうやって「正確かつ公平」に採点するのか、だれが考えても最初から無理だった。
この崩壊した2本の設計図を描いた人物こそ、今の自民党政調会長の下村元文部科学大臣だ。
彼は新国立競技場の建設でも「技術的に困難で費用も当初の倍以上かかる」案を強引に強行した。
結局、建設会社のギブアップで再度設計コンペをやって、今の隈研吾設計の国立競技場に落ち着いた。
最後の1本の柱も「思考力重視」が売りだったが、センタ-入試よりも大幅に簡単な内容を、ダラダラ長い問題文で粉飾した意味不明の形式になってしまった。
これなら元のセンタ-入試問題のほうが質が高かったという批判が相次いで、来年1月の第2回共通テストは難易度が上がることが予想される。
ではその「問題傾向」はどうなるのだろうか?
この重要テーマについて考えていきたい。
続く。