私大文系学部入試に数学必須の「裏と影響」
前のブログで、政府(文部科学省)は私大文系学部に「補助金の上乗せという飴」を使って、数学を入試必須科目にするよう誘導することとなったと書いた。
この決定の裏には、Fランク私大には、この業界から撤退してもらう(潰れててもらう)という意図が透けて見える。
Fランク私大に政府の補助金を出すのは金の無駄なので、至極当然の判断である。
さらに私大卒業生が多数を占める「新卒新入社員」を、受け入れている大企業の側の事情もある。
「ITが生き残る道なのに、数学音痴の学生では戦力として期待できない」という事だ。
PCのプログラミングや活用法を教える高校科目の「情報と科学」が、入試科目として格上げされたのも時代の要請に従った変更だ。
これに対してFランク大やその上の低位大学は、推薦入試という名の「無試験入試」の枠を大幅に広げるだろう。
新入生の全員が無試験で入る大学も出てくる。
今でも静学、常葉、北高の系列大学(全てFランク)は、新入生がほぼその手の校内推薦、外部推薦で占められているが、さらに多くの私大が無試験入学に移行するだろう。
だがそれは、ただでさえ「頭が悪くて使えない大学生」を大量に抱えている底辺大学の評価を、一層落とすことになる。
ますます受験生から敬遠され、企業からは「要注意大学」のレッテルを貼られて「負のスパイラル」にはまり込んでいく。
企業は入社試験時に推薦入試か一般入試か大学生に質問して、しっかり入社後の履歴を記録している。
推薦入試組の出来が悪い大学は「要注意大学」としてブラックリストに載せている。
ここにも「楽な道は滅びに通じる道」という鉄則が当てはまる。