浜医は静大本体との統合はどうしてもいやだと言っているのだから、静大静岡キャンパスが1大学方式を主張しても実現は無理だろう。
以前にも書いたが、浜医と静大工学部が相思相愛になってしまった以上、もう静岡キャンパスが別れたくないとゴネても添い遂げられない。
離婚届に判を押さないなら、事実婚状態でさっさと先に進めればよい。
人事交流は既に活発で、静大工学部から浜医に移籍している教授もいる。
浜医は単科大学なので、どうしても教養課程の人材が足りない。
それが入試問題にも現れていて、数学の教授が退職した後で、数学入試問題の傾向がガラッと変わった。
世界に向けて発信するため、英語教育をさらに充実する必要がある。
理系英語の専門家も欲しい。
留学志向のある学生も少なからずいるので、新大学を作って留学支援をする部門を設けるべきだ。
浜松の地元経済界も統合を積極的に支援しているのだから、基金を作って経済支援を行い医工融合の実績作りに協力すればよい。
田辺静岡市長が「大学の事は大学自身で決めればよい」などと又トンチンカンなことを言っている。
静大は独立行政法人なので、研究資金は国の補助金だけでなく企業からでも自由に集められる。
国が大々的にぶち上げた10兆円ファンドの分配は、研究成果の実績がある大学にだけ与えられる。
まず実績を上げるためには、先行プロジェクトを推進しなければならない。
浜医静大統合を支援する企業には、光学部門の世界的企業である浜松フォトニクスもある。
現代の大学は私立国公立を問わず、資金、人材、情報を広く企業から集め還元するパイプやル-トないと立ち行かない。
「地方大学の事は、地域社会の利益関係者が参加して決めるべきだ」
これが正しい認識だ。