自衛隊の自衛官候補生が、射撃訓練中に自衛官2名を射殺した事件で、マスコミの一部は小銃のことを拳銃と説明していた。
無知も甚だしい。
警察官の拳銃と勘違いしている。
現代の戦場で兵士が携行する小銃は「自動小銃」のことで、携帯用軽機関銃だ。
機関銃なので、連射も出来るが1発ずつ単射もできる。
今回の事件は、1発ずつの単射だったようだ。
人を殺すための道具なので、命中すれば死亡する確率は高い。
小銃があるなら大銃もあると考えるのが普通だが、大銃に相当するのが機関銃=マシンガン、および重機関銃だ。
これは連射=連続発射専用で使う。
重いので固定式が普通だ。
重機関銃は戦車のハッチ部分に固定している光景をよく目にする。
まだ自衛官になる前の見習いという立場の「自衛官候補生」でさえ、軽機関銃で実弾訓練をする。
自衛官の実態について、マスコミはより詳しく知る必要がある。
厳しい職場環境であるにも関わらず、自衛官の待遇はいいとは言えない。
実際の戦闘で自衛隊が出動したことはまだないが、災害時の出動は日常茶飯事である。
阪神大震災や東日本大震災の時に、被災者達は自衛官にどれだけお世話になったか、一生忘れないだろう。
去年の台風15号による洪水被害でも、自衛隊への災害救助要請が遅れたことが原因で、静岡市の田辺市長は退任した。
災害時も戦時も、最後の頼みの綱は自衛隊なのだからマスコミはその実態をより詳しく報道する必要がある。
民放では、警視庁関連のドキュメンタリ―番組を、特別番組で放送する。
視聴率がいいのは、視聴者も日常生活を守ってくれる警察の活動には、強い関心があるからだ。
災害や戦争から国民の命を守る自衛隊の活動を、密着して報道する義務がマスコミにはある。
今この時期に、災害救助や国防に無関心な国民がいる方がおかしい。