全てのギャンブルは賭けるほうが損するように仕組まれている その2
同じタイトルで以前に書いたが、重要な事なので再度書く。
ギャンブルなど一切しないので、全く興味はないと言っている段階で、すでに数学的な無知をさらけ出している。
全ての附中生と静高生は、すでにギャンブルに巻き込まれている。
世の中に最も普及しているギャンブルは「生命保険」で、ほぼ全世帯が加入しているはずだ。
生命保険は胴元である生命保険会社が得をして大多数の加入者(契約者)が損をするように、初めから仕組んである。
契約者が払う保険料の内、3割から5割は保険金の支払いには回されずに、胴元の生保会社がピンハネする。
つまり還元率は50%から70%程度である。
期待値にすると1/2から7/10で、期待値が1以下は全て損する賭けである。
ピンハネした保険料は社員の給料や高額のボーナス、外交員の人件費、営業経費、投資用ビルの建設費などに回される。
生命保険会社のぼったくりが非難されないのは、契約期間中に死亡せずによかったという安堵感によってカモフラ-ジュされているのである。
次に大きなギャンブルは宝くじだ。
この期待値=還元率は45%程度である。
全世界的に見ても超ぼったくりのギャンブルだ。
驚くことにこの驚異的に低い還元率の根拠は、法律によって50%以上にしてはならないと定められていることから来ている。
宝くじの胴元は日本国政府なので、政府が国民を合法的に詐欺に掛けている。
期待値が高いと錯覚しているギャンブルの代表が競馬だ。
競馬はどの馬が勝つか事前に決められていない。
つまり期待値が仕組まれていないので、前の2者と異なるように思われる。
ところが主催者のJRAは胴元として、事前に売上高の内、テラ銭を25%差っ引いてから賞金に回している。
必要経費としては高すぎる金額だ。
この日本3大ギャンブルに共通する事は、全て法律によって合法的だと決められている点である。
そして今年、これらの3大ギャンブルをはるかにしのぐ超巨大ギャンブルが政府によって誕生した。
その掛け金は個人で最大1800万円にものぼり、儲けた金の全てが非課税となる。
その史上最大のウルトラギャンブルの名は新NISAという。
このギャンブルは「反復試行の確率公式」から毎年5%程度の利益が見込まれる、と宣伝されている。
20年間、30年間にわたって投資金額を増やしていくと、平均利回りは5%になり、投資金額の2倍以上になるという触れ込みだ。
具体的には毎月5万円を積み立てていくと、年間5%で増えていくとして、30年後には4100万円になり、元本の1800万円の2倍以上になる。
期待値は30年間で、2以上になるので得な賭けである、と計算上は正しい。
さて、実際は30年後にならないと解らないので、この判断が正しいかどうかわからない。
だが、国民の相当数が雪崩を打って参加している。