渡辺忠典君(東京芸大洋画科)の卒業制作個展が待ちどおしい!!
附属中のこの期は、傑出した新星OBがいる。
静高に首席で合格して名古屋大学医学科に進学した畑中君や、東大工学部の王君がそうだ。
渡辺君を含めて3人とも現役合格なのが素晴らしい。
渡辺君の絵は、サルバド-ル.ダリを思わせる抽象画で、中学生の作品とはとても思われない完成度の高いものだ。
これはただでもらったものだが、彼はプロの画家になるので、次はしっかりと購入したい。
芸大生は卒業制作の個展を開く。
芸大生の卒業制作品はレベルが高いものが多く、そのまま大学購入作品として、修蔵品となるものもある。
日本の近代絵画史を彩るビッグネームの大家の多くは、その卒業作品が大学購入の修蔵品となっている。
プロは全てランキングで評価される。
プロスポーツ選手がその典型だが、画家もランキング表というものがあり、画商は画家別に1号に付きいくらという値段一覧表を持っている。
昔の日本画界では,大相撲の番付表を真似て、日本画家番付表があり、そのランクに応じた値段が決められていた。
購入する際には、個々の画家に新作の注文を出すが、人気作家になると手持ちの作品を持っていないと注文に応じきれない。
だが、超一流になるとオークションでセリ落とされ、億単位、いや百億単位の超高額絵画もある。
相場の世界最高記録は、もちろんピカソだ。
つい最近、ピカソが愛人の一人を描いた油絵が210億円で、せり落とされた。
ピカソは稀に見る多作の天才で、母国スペイン以外にも、ピカソ博物館はいくつかある。
私はパリのピカソ博物館を訪れたことがあるが、絵画以外にもブロンズ作品もあり、それらを含めると世界中に拡散しているピカソ作品の数は膨大である。
その全てに値段を着けるとすれば、総額1兆円を超えるかもしれない。
さて、渡辺忠典君作品の最初の購入者になりたい塾長は、いくらの値段をつけようか。
1点数百万円くらいにはなりそうなので、資金の用意が必要だ。
実は、東京芸大の卒業制作展にはプロの画商が、未来のゴッホやピカソを見つけようと多数訪れる。
それどころか、最近はアマチュアも「自分だけの一点」を購入しようやって来る。
新人画家の絵が売れることはいいことだ。
多くの日本人が自宅や自分の部屋に「自分だけの一点」を飾る習慣が、今後も広まっていくだろう。
実際、都会の若者にはすでにそのブームの一端が見られる。
目利きの若者にさらわれる前に、渡辺忠典君の作品を最初に購入したい。
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