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日本の万歩計から導かれた「1日1万歩」の目標には科学的根拠がないという説明が示されています。この目標は、覚えやすく宣伝に使いやすい理由で選ばれ、運動不足への懸念の中で売られたものでした。ただし、「1日7000歩」が多くの健康上のメリットを最大限得られる目安であることが研究から明らかになっています。
研究によると、1日7000歩は1日2000歩と比べてあらゆる原因による早期死亡のリスクが47%、心血管疾患のリスクが25%、2型糖尿病のリスクが14%、認知症のリスクが38%、抑うつ症状のリスクが22%、転倒のリスクが28%低いとされています。
歩数だけでなく、どれほど速く歩くかも重要です。高強度の運動75分は中強度の運動150分とほぼ同等な効果があるため、速い歩行も有効です。
結論として、「1日1万歩」より少なくても心血管疾患や死亡リスクが減るという研究結果があり、速度を上げることでより多くの健康上のメリットを得ることが可能です。
スマートウォッチや健康管理アプリでは「1日1万歩」が毎日の目標として示されることがあり、これまでには「毎日よく歩く人ほど死亡リスクが低い」という研究結果も出ています。オーストラリアのアデレード大学で運動科学を研究するハンター・ベネット氏が、医学的な基準のように定着した1万歩という数字の由来と、健康のために歩数や歩く速さをどう考えればいいのかを説明しています。
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