ノーマルビュー

米国フロリダ州で遺伝子を組み換えた蚊、7.5億匹を放出する実験。国や州は承認済み

著者: nagazou
2020年8月22日 08:05
あるAnonymous Coward 曰く、

フロリダで遺伝子を組み換えた蚊を1年ほどかけて放つという実験計画があるそうだ。放たれる蚊の数はなんと7.5億匹に及ぶという(CNN)。

実験の目的は、遺伝子操作した蚊を使って、感染症の媒介者となりやすいネッタイシマカを駆除できるかどうかを確かめること。実験に使用される遺伝子組換をした蚊は「OX5034」という名称で呼ばれており、メスの子孫しか生まれず、生まれた蚊もすぐに死ぬようにしてあるのだという。この計画は米国環境保護局(EPA)やフロリダ州も承認済み。ただし、現地では地元住民が反対運動をしている模様。

過去にブラジルで行われた同様の実験では失敗が報告されている(過去記事)。当初は個体数が減ったものの、しばらくののち個体数が回復し始めたとされている)。

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46,225平方ミリメートルサイズで、85万コアという世界最大のプロセッサが誕生

著者: nagazou
2020年8月22日 07:08
nagazou 曰く、

85万コアという世界最大のプロセッサが誕生したらしい。開発したのはAI系のコンピューティングシステムを行うCerebras Systems。国内では東京エレクトロンデバイスが取り扱っているらしい(Tom’s HardwareiPhone Mania東京エレクトロンデバイス)。

このプロセッサは「Cerebras Wafer Scale Engine(WSE)」という製品で、深層学習分野向けに開発された製品。TSMCの7nmプロセスで製造されているにもかかわらず、チップの面積はなんと46,225平方ミリメートルというノートPCに匹敵する巨大サイズとなっている。ちなみにこの製品は2世代目だが、1世代もまったく同じ大きさであったようだ(セミコンポータル)。メーカー公式写真も野球のボールと比較したものとなっており、写真だけで見るとただの銅板に見えるレベル。

第1世代のWSEでは、TSMCの16nmプロセスで製造され、トランジス数が1兆2千億個であったのに対して、第2世代では7nmプロセスによる製造プロセスの微細化により、トランジス数は2兆6千億個に増加したという。18GBのオンチップメモリを搭載しており、この巨大故に消費電力は15キロワットになる。このためTom’s Hardwareに掲載されているプレゼン写真を見る限りでは、冷却システムも巨大なもの(写真は第1世代用)が必要であるようだ。

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中国で食糧危機に警戒。バイキング店では125グラム以上残すと罰金取られるように

著者: nagazou
2020年8月22日 06:00
中国で習近平国家主席が8月11日、「飲食の浪費は深刻で、心を痛めている」と発言し、食べ物の浪費をやめるよう指示を出したとのことで、これが各所に影響を与えているようだ。これに関連して食べきれないほどの量を注文するのを禁止する「光盤(皿を空にする)」キャンペーンが開始されているらしい(毎日新聞Reuters)。

中国政府系の食堂では、食べ残した量が125グラムを超えた場合、1元(約15円)の罰金を徴収するようになったと報じられている。この影響で「大食い」動画なども問題視されるようになってきているようだ。6月には「大食い」動画を配信してきた人物が生放送中に倒れ、7日後に亡くなったりする事件なども政府メディアから批判されるようになったという(SankeiBizレコードチャイナYahoo!ニュース)。

背景には中国国内で食糧の問題が危惧されていることだ。中国国内で相次いで起きている水害や新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による食料の供給不足の不安、米中対立による供給網の寸断リスク、蝗害がアフリカなどだけでなく、国内でも発生したことなどが習近平国家主席が食べ物の浪費を減らすよう直接言及した理由となっているようだ(JBPress日経新聞)。

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