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Firefox 82、複数の問題が報告されてロールアウトを制限

著者:headless
2020年10月25日 19:46
Mozillaが先日リリースしたFirefox 82で複数の問題が報告され、ロールアウトを制限しているようだ(Softpediaの記事Ghacksの記事)。

22日のFirefox Channel Meetingによると、印刷関連問題セキュリティソフトウェアとの組み合わせFirefoxがクラッシュする問題、実験的なプライバシー設定を有効にしている場合にWebサイトからログアウトしてしまう問題が報告されている。

手元の環境では既にFirefox 82に更新されており、特に問題もなさそうだが、スラドの皆さんは何か問題があっただろうか。

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MagSafe充電器、iPhoneのケース素材によっては円形の跡が残る可能性

著者:headless
2020年10月25日 17:54
Appleは23日、iPhone 12/12 ProシリーズでMagSafe充電器を使用する方法と注意事項を公開した(HT211829Mac Rumorsの記事9to5Macの記事)。

それによると、レザー製ケースにiPhoneを入れたままMagSafeで充電した場合、ケースに円形の跡が付く可能性があるとのこと。Mac Rumorsによれば、シリコン製ケースでも同様の現象がみられたそうだ。また、ケースが分厚い場合や金属製の場合は充電前に取り外しておく必要がある。

MagSafe充電器は20W以上のApple USB-C電源アダプタに接続することが推奨されている。電源アダプタの出力が12W以上あれば充電は可能だが、20W未満の場合は充電速度が低下する。また、iPhone本体またはMagSafe充電器が高温になると充電は80%程度に制限され、温度が下がってから継続することになるため、充電時間が長くなるとのこと。

MagSafe充電器とiPhoneの間に異物を挟まないのはもちろんだが、特にクレジットカードやパスポートなど、磁気ストライプやRFIDチップを搭載するものは破損の恐れがある。また、MagSafe対応iPhoneに磁石で吸着させて使用できるポケット状のアクセサリ「MagSafe対応iPhoneレザーウォレット」も充電前に取り外す必要がある。こちらはクレジットカードなどを入れられるよう防磁シールドが施されているため、そもそも装着状態ではMagSafe充電器を取り付けることもできないとみられる。

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小惑星ベンヌでのサンプル採取に成功した探査機OSIRIS-REx、採取装置の蓋が閉まらない状態に

2020年10月25日 15:55
AC0x01 曰く、

小惑星「ベンヌ」でTouch-And-Go(TAG)サンプル採取に成功したNASAの探査機オシリス・レックス (OSIRIS-REx)だが、サンプルが大き過ぎて蓋が完全には閉まらない状態になっているようだ(プレスリリースAFPの記事時事ドットコムの記事)。

分析の結果、採取したサンプルは目標の60gを大きく超える400g程度とみられている。しかし、ロボットアームの端にある採取容器の蓋に大きめの物体がはまり込んでいるようで、蓋が完全には閉じ切らず、隙間からかなりの量のサンプルがこぼれていることも判明したという。

余分な動きでさらにサンプルがこぼれることを防ぐため、NASAは予定していたサンプルの質量分析やエンジン点火を中止し、サンプルのリターンカプセル格納に注力する。

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米国家運輸安全委員会、Teslaの「完全自動運転」ベータテストを注視

著者:headless
2020年10月25日 13:48
Teslaが完全自動運転のベータテストを開始したことについて、米国家運輸安全委員会(NHTSA)が動向を注視し、公衆の安全を守るのに必要な対応を取ることも辞さないと述べているそうだ(The Vergeの記事)。

ベータテスト開始はイーロン・マスク氏が21日に発表したもので、翌22日にはFSD(Full Self-Driving: 完全自動運転)ベータのリリースに伴うFSD料金の値上げを予告している。

これに対しNHTSAでは、現在購入可能な自動車に自動で運転できる機能を備えたものはなく、購入が可能な最も進んだ自動車の技術はドライバーが常時周囲に注意を払い、状況に応じて対応する必要のある運転支援機能だと説明。このような技術を悪用すれば少なくとも不注意運転になると述べたとのこと。

TeslaはAutopilot機能のうち高度な機能を完全自動運転機能と位置付け、新機能の追加に合わせて料金を値上げしている。日本向けでは自動駐車機能のみだが、米国向けでは複数の完全自動運転機能が提供されている。ただし、オプション選択ページでは完全自動運転機能といいつつ、小さな字で完全自動運転ではないと説明(米国向けでは自動車をautonomousにするわけではないと説明)している。

つまり、今回のベータテストはTesla車を完全自動運転車にするソフトウェアのテストではなく、予告されていた「市街地での自動運転」を行うソフトウェアのベータテストということのようだ。TeslaのAutopilotは自動運転レベル2(先進運転支援・部分自動運転)であるにもかかわらず完全自動運転(レベル5)という用語を使い、マスク氏はレベル5の実現が間近だと主張している。

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放射冷却で表面温度を外気温よりも下げることが可能な塗料

著者:headless
2020年10月25日 11:51
炭酸カルシウムを用い、商業的に生産されている遮熱塗料よりも太陽光の反射率が高く、放射冷却により直射日光下でも表面温度を外気温よりも下げることが可能なアクリル塗料を米パデュー大学の研究チームが開発したそうだ(パデュー大学のニュース記事論文ScienceDailyの記事動画)。

8~13マイクロメートルの波長領域は「大気の窓(sky window)」とも呼ばれ、大気中でほとんど吸収されずに宇宙へ放出される。放射冷却はこの波長領域の赤外線を放射する物体が冷却される現象だ。放射冷却は外部エネルギーを消費しない冷却技術として長年研究されているが、現在のところ1層のみで日中の表面温度を外気温以下に冷却可能な塗料は商業的に実現していない。

炭酸カルシウムはバンドギャップが大きく紫外線をあまり吸収しないが、屈折率は低い。そのため、研究チームは60%という高濃度で炭酸カルシウムを配合し、粒子を幅広いサイズに分布させることで光の散乱を強めている。これにより、現在商業的に生産されている遮熱塗料の反射率が80~90%程度にとどまるのに対し、炭酸カルシウム・アクリル塗料の反射率は95.5%に達し、大気の窓で0.94という高い放射率を実現した。なお、高い放射率は炭酸カルシウムではなく、アクリル基剤の貢献が大きいという。

パデュー大学のあるインディアナ州ラファイエットで2018年3月に行った実験では、サンプルの温度が夜間には外気温よりも10℃低く、太陽放射ピーク時でも1.7℃以上低くなったそうだ。また、2018年8月にネバダ州リノで行った実験では夜間の冷却能力が56W/m2、10時から14時の冷却能力が37W/m2だったとのこと。炭酸カルシウムは酸化チタンなどと比べて安価であり、低価格な遮熱塗料が実現できる。また、金属を含まないことから無線通信設備の冷却といった用途での使用も期待される。

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失われた言語で書かれた文書を解読するアルゴリズム

著者:headless
2020年10月25日 09:58
既に失われた言語で書かれた文書を機械学習により解読するアルゴリズムをMIT CSAILなどの研究グループが開発し、研究成果を発表している(CSAILのニュース記事論文: PDF)。

失われた言語の解読は人間の専門家がしばしば数十年の時をかけて骨の折れる作業の末に実現されてきた。研究グループのうち3名は昨年、ウガリット語や線文字Bといった失われた言語をアルゴリズムが解読できることを示しているが、対象言語の語族がわかっていることや、単語の境界が示されていることが前提となっていた。

これらの前提を2つとも満たさない未解読の言語として、イベリア語が挙げられる。イベリア語の文書では単語同士が必ずしも分離されておらず、近縁の言語についても研究者の意見が一致していない。今回のアルゴリズムはこういった前提条件を緩和し、主に言語的制約を手掛かりとして解読を行う。

言語的制約はこれまでも利用されていたが、研究グループは言語の進化の過程で特定の音韻が失われた場合には類似した音韻に置き換えられる可能性が高く、全く異なる音韻に置き換えられる可能性は低いといった言語的制約を追加。これにより、文書を単語単位に分割し、近い関係にある言語の同根語に割り当てることが可能となる。

新しいアルゴリズムはイベリア語のほか、既に解読されているゴート語やウガリット語を使用した検証を行い、単語間の分割が不十分な言語を効果的に解読できることが示された。副産物として、失われた言語の語族を検出できることも確認されている。また、アルゴリズムが各音韻の特徴を多次元的にマッピングするため、失われた言語の発音の復元に向けた出発点になることも期待されるとのことだ。

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