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Vivaldi 4.2リリース、選択テキストの翻訳が可能に

著者:headless
2021年9月18日 19:16
Vivaldi Technologies は 15 日、Web ブラウザー Vivaldi の最新版となる Vivaldi 4.2 をリリースした (Vivaldi ブログの記事リリースノート)。

本バージョンではプライバシーに配慮した翻訳機能「Vivaldi 翻訳」が選択テキストのコンテキストメニューから利用可能になった。この機能を利用するには Web ページ上で翻訳したいテキストを選択し、コンテキストメニューから「選択したテキストを翻訳」を選択すればいい。

Vivaldi 翻訳では翻訳先の言語が日本語の場合に翻訳結果が一部文字化けする問題があり、選択テキストの翻訳機能でも再現する。たとえば、「Comet」を選択して翻訳すると「??星」と表示される。なお、選択したテキストが 5 文字以上なければコンテキストメニュー項目は表示されなかった。

また、翻訳元の言語は自動判定されるが、現在のページの言語から判定されるようだ。たとえば日本語記事に含まれる外国語部分を翻訳しようとした場合、自動判定では日本語扱いになるため、改めて言語を選択する必要がある。そのため、何語かわからなければ翻訳できない。

本バージョンではこのほか、デスクトップ版で QR コード生成機能をクイックコマンドやキーボードショートカット、マウスジェスチャーから呼び出せるようになっており、ウェブパネルがスクロール可能になった。また、検索エンジンのオプションとして Neeva が追加された。Neeva は広告を表示しないプライベートな検索エンジンだが利用は有料で、ユーザー登録が必要だ。

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米軍のコグニティブ電子戦システム開発プロジェクト「怪獣」

著者:headless
2021年9月18日 17:23
米空軍がコグニティブ電子戦(CEW)システムを開発する「Project Kaiju」を発表した (The Register の記事)。

CEWシステムは人工知能や機械学習を用いた電子戦システム。Project Kaijuでは9つの主要タスク/技術的目標に怪獣の名前が割り当てられている。
  • Gamera: CEW のためのビッグデータ研究
  • King Ghidorah: SDR (Software-Defined Radio) の研究
  • Mecha Rodan: 既存のマルチスペクトラムモデリング&シミュレーションを改良した脅威阻止
  • Kumonga: 研究に必要なハードウェアの開発
  • Mothra: 電子戦攻撃のデモ
  • King Kong: リアルタイムアルゴリズムの開発
  • Baragon: 無線周波数電子戦 (RF EW) デモンストレーター
  • Colossus: 先進的な脅威阻止
  • Godzilla: プログラムマネージメント

2022年度~2026年度の予算は1億5,000万ドル。現時点ではプログラムの要件を紹介するのみで、提案要請は2022年1月に行われる見込みとのことだ。

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証券詐欺で訴追された App Annie、1,000 万ドルの罰金支払いで米証券取引委員会と合意

著者:headless
2021年9月18日 15:25
米証券取引委員会 (SEC) は 14 日、モバイルアプリ関連の調査会社 App Annie および共同設立者で前 CEO 兼会長 Bertrand Schmitt 氏との和解を発表した(プレスリリースThe Verge の記事The Register の記事)。

App Annie はモバイルアプリのパフォーマンスデータを金融取引会社に販売する企業としては最大手の一つで、企業の公式発表に含まれない「alternative data」と呼ばれるデータを販売している。しかし、企業から第三者にデータを開示しない約束でデータ提供を受け、集約・匿名化して統計データに使用すると説明していたにもかかわらず、2014 年 ~ 2018 年半ばにかけて集約も匿名化もしないデータを用いて統計モデルを改変し、より価値あるデータとして販売していたという。

さらに、App Annie は企業が業績発表前に提供したデータを用いて「予測値」を生成し、その予測値を利用して取引することを推奨していたとのこと。そのため、SEC では App Annie と Schmitt 氏を証券詐欺で訴追していた。今回の和解により、App Annie が 1,000 万ドル、Schmitt 氏が 30 万ドルの罰金を支払うほか、Schmitt 氏は今後 3 年間にわたり公開企業で役員を務めることが禁じられる。

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Microsoft アカウント、パスワードレスアカウントとして設定可能に

著者:headless
2021年9月18日 13:32
Microsoft は 15 日、Microsoft アカウントからパスワードを完全に削除し、パスワードレスアカウントとして設定可能になったことを発表した (Microsoft Security Blog の記事ブログ記事抄訳Azure Active Directory Identity Blog の記事Microsoft サポートの記事)。

パスワードに代わるサインイン方法としてはモバイルデバイス上の Microsoft Authenticator アプリを使用するほか、Windows Hello やセキュリティキー、電話や電子メールで受け取った確認コードが挙げられている。ただし、現在のところ実際にパスワードレスアカウントを利用するには Microsoft Authenticator が必要だ。

パスワードレスアカウントを設定するには Microsoft アカウントにサインインして「セキュリティ→高度なセキュリティオプション」に移動し、「追加のセキュリティ→パスワードレスアカウント」で「有効にする」をクリックする。あとは指示に従って Microsoft Authenticator でサインインできるように設定すればいい。

なお、新規 Microsoft アカウント作成時にパスワードレスを選択することも可能と説明されているが、サインアップ画面でパスワードを入力しないオプションは見当たらなかった。

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ロンドン・ガトウィック空港で 2018 年に発生したドローン侵入事件、結局ドローンは存在しなかったのか

著者:headless
2021年9月18日 11:39
ロンドン・ガトウィック空港では 2018 年に無許可で滑走路に侵入したドローンが目撃されたが、そのようなドローンは存在しなかった可能性が高いようだ (Airprox Reality Check の記事The Register の記事DroneDJ の記事)。

事件が発生したのは 2018 年 12 月 19 日の日没後。これを受けて滑走路は 1 日半にわたって閉鎖され、逮捕者も出ている (翌日には釈放)。しかし、数多くの目撃情報が寄せられたにも関わらず写真や動画を撮影した人はいない。当時は雨が降っており、雨の中を飛行できるドローンは大型で飛行速度が遅いため、比較的撮影は容易だったとみられる。また、日没後だったことからドローンの明かりが目撃されたとみられるが、通常のドローンが搭載する LED 照明は 1 km も先から見えるほど明るくない。12 月 20 日には英空軍がドローン対策システムを配備したものの、その後も目撃情報は続いていた。

情報公開法に基づく請求で得られた情報によると、ドローン対策システム Falcon Shield 配備後の 12 月 21 日朝には滑走路の使用がフライト数制限付きで再開された。しかし、Falcon Shieldがドローンを検知していないにもかかわらず、日没後の 17 時 (2018 年 12 月 21 日のロンドンの日没時刻は 15 時 53 分)に目撃情報を受けて再びフライトを一時停止している。翌 12 月 22 日にも目撃情報は続いていたが、捜査を指揮したサセックス警察の Jason Tingley 警視正はドローンが存在しなかった可能性を否定しないと述べている。同日から目撃情報によるフライト停止は打ち切られており、実際に目撃情報の信ぴょう性は低いと警察が判断したとみられる。

また、英ニアミス事故委員会 (UK Airprox Board) に寄せられたガトウィック周辺でのニアミス情報はなく、ガトウィック空港ではFalcon Shieldのドローン検知機能が正常に動作するか警察とともにテストを行っていたという。また、侵入したドローンの映像が残されていないことについても信頼できる説明はない。警察では人間の目が携帯電話に搭載されたカメラよりもはるかに高性能であることを示唆しているが、報道カメラマンが取材に集まっていたことを無視している。Falcon Shield は 1 km 以内を飛行するドローンを撮影できるが、侵入したドローンは撮影されていないとのこと。

これについて先日ドローン企業 DJI を退職し、Boston Dynamics のバイスプレジデント就任を発表した Brendan Schulman 氏は、ガトウィックでの事件にドローンが関わっていないのは明らかだと述べている。

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