ノーマルビュー

米 NHTSA、歩行者への HEV 接近警告音をドライバーが選択可能にする規則改正を取りやめ

著者:headless
2022年7月16日 19:11
米運輸省道路交通安全局 (NHTSA) はハイブリッド / 電気自動車 (HEV)の接近を歩行者に知らせる警告音を複数のプリセットからドライバーが選択できるようにする規則改正を検討していたが、最終的に採用しないことになったそうだ (最終規則The Register の記事)。

HEV が歩行者に接近を警告するシステム (PWS) の音の要件を定めた FMVSS 141 では、同一メーカー・モデル・年式・ボディタイプ・トリムレベルの自動車が同じ条件で走行している場合、歩行者への接近警告音も同一である必要があるという同一性要件を定めている。これは歩行者の安全増進を定める 2010 年 Pedestrian Safety Enhancement Act (PSEA) が根拠法となっている。

ドライバーが選択可能な複数の接近警告音は顧客満足度を向上させるために必要だとして、自動車メーカーの業界団体が強く要望していたものだ。要望を受けた NHTSA はドライバーによる接近警告音の選択を PSEA が認めているとの解釈も可能だとして改正を検討し、2019 年には意見募集も行っていた。

しかし、接近警告音の種類の多さは歩行者が自動車の接近を識別することを困難にするとの反対意見も多く寄せられている。NHTSA は検討の末、やはり PSEA がドライバーによる接近警告音の選択を認めていないとする結論に達したとのことだ。

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Microsoft、物体やジェスチャーの認識が可能なスマートファブリックの特許を出願

著者:headless
2022年7月16日 17:18
Microsoft がスマートファブリックの特許を出願している (United States Patent Application 20220202112The Next Web の記事)。

このスマートファブリックは多数の抵抗膜方式センサーおよび静電容量方式センサーを内蔵する層と、多数の誘電方式センサーおよび NFC を内蔵する層の組み合わせによる 2 層の布地。4 種のセンサーにより、物体やタッチジェスチャーの認識が可能だ。タッチ操作に対応する布地には Google の Jacquard もあるが、このスマートファブリックではより複雑な操作を実現できる。特許が出願されたのは 2020 年 12 月で、米特許商標局 (USPTO) が 2022 年 6 月 30 日に出願内容を公開した。Microsoft は 2020年に布地で物体の認識を可能にする技術「Capacitivo」をデモしているが、これを発展させたもののようだ。

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衝撃波を出すテッポウエビ、自らを衝撃波から守る仕組みを備えていた

著者:headless
2022年7月16日 15:25
テッポウエビ属やツノテッポウエビ属のエビはハサミ状の第一脚から衝撃波を出すことで知られるが、外骨格に自らを衝撃波から守る仕組みを備えているというサウスカロライナ大学の研究グループによる研究成果が発表された (論文Ars Technica の記事)。

これらのエビは左右大きさの異なるハサミを持ち、大きい方のハサミを閉じる時に大きな音を出す。これは餌となる小魚や甲殻類、縄張り争いの相手を衝撃波で攻撃するためと考えられているが、自ら衝撃波に繰り返しさらされて負傷する可能性もある。

研究グループではこれらのエビで特徴的な「orbital hood (眼窩の覆い)」と呼ばれる構造に注目。これは頭胸甲が眼を覆う形で伸び、前端のみが開いた構造だ。この覆いがヘルメットのように衝撃波から守ると考えた研究グループは、テッポウエビ属の Alpheus heterochaelis を用い、通常の個体と覆いを切り取った個体で衝撃波の有無による運動能力の変化や、覆いによる衝撃波の低減効果を実験した。

その結果、覆いを切り取った個体が衝撃波を受けた場合にのみ運動能力の大幅な低下がみられ、覆いが衝撃波を低減することも確認された。この覆いは衝撃波を弱めて神経外傷による短期的な悪影響から保護することが可能な仕組みとして、初めて確認された生物学的装甲システムとのことだ。

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Windows 8.1、7 月の月例更新でサポート終了に向けた通知を開始

著者:headless
2022年7月16日 13:32
Windows 8.1 の 7 月の月例更新で、サポート終了に向けた通知の表示機能が追加されたそうだ (BetaNews の記事Neowin の記事)。

通知表示機能は KB5015874 (マンスリーロールアップ) および KB5015877 (セキュリティのみの更新プログラム) の両方に含まれ、インストール後は 2023 年 1 月のサポート終了についてダイアログボックスが表示されるようになる。ダイアログボックスには「後で通知」「サポート終了日以降に通知」というボタンがあり、前者をクリックすると 35 日後に再び表示され、後者をクリックするとサポート終了日を過ぎるまで表示されないという。ただし、マネージド環境の Windows 8.1 Pro / Enterprise デバイスや、Windows Embedded 8.1 Industry Enterprise / Industry Pro デバイスでは表示されないとのことだ。

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ドミートリ・ロゴジン、ロスコスモス CEO 職を解任される

著者:headless
2022年7月16日 11:39
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は 15 日、ロスコスモス CEO のドミートリ・ロゴジン氏を解任した (TASS の記事 [1][2]RIA Novosti の記事)。

ロゴジン氏はロシア連邦の軍事・宇宙産業担当副首相からの実質的な降格人事で 2018 年 5 月にロスコスモス CEO 就任。就任直後は ISS にドッキング中のソユーズ MS-09 で人為的な穿孔が見つかったり、ソユーズ MS-10 の打ち上げに失敗したりといったトラブルが続いたが、その後は順調に打ち上げ成功を重ねている。ロスコスモスによれば 86 回連続で打ち上げに成功するロシア記録を打ち立てたそうだ。ロゴジン氏はロスコスモスでの4年間を単なる仕事ではなく、人生そのものだったなどと語ったという。大統領報道官のドミートリ・ペスコフ氏はロゴジン氏に今後も仕事をしてもらうと述べ、新たな役職を近く発表できるとの考えを示したとのこと。

後任のロスコスモスCEOは、ロシア連邦副首相としてもロゴジン氏の後任だったユーリー・ボリソフ氏。同日副首相職の解任とともに、ロスコスモス CEO に任命された (TASS の記事 [3])。

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