ファイザーが有効性90%ならうちは92%だ。ロシアが新型コロナワクチンを発表
ロシア政府が承認した新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」が、現在進行中の大規模試験の中間分析により、92%の有効性を示したとロシアのGAMALEYA国立疫学微生物学センターが発表した(プレスリリース[PDF])。
国内外の各メディアでは、9日に発表されたファイザーとビオンテックが開発したワクチンが90%超の有効性を示したことから、その対抗措置として92%という数字を上げたのではないかと報道されている(時事ドットコム、読売新聞)。
米Scienceに掲載された記事によれば、ロシアの検証は合計20件のCOVID-19症例だけで構成されていることから説得力に欠けるそうだ。ファイザーとビオンテックのものでは94症例、ほかのワクチン開発メーカーに関しても50症例以上での検証が進んでから発表されるとしている。この発表はCOVID-19用ワクチンの国際開発競争でロシアが存在感を示すために急遽行われたものではないかとしている(Science)。
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