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脚のできものから寄生虫がはい出てくる「ギニア虫症」は2番目に根絶されるヒトの感染症となる見込み、2025年の症例数は10件のみ

2026年2月5日 21:00

🤖 AI Summary

**ギニア虫症(Guinea Worm Disease)概況と根絶への進展**

- **感染経路と症状**
- ギニアワーム(寄生性線虫)の幼虫が入った汚染水(ケンミジンコ)を飲むと感染。
- 約1年かけて脚に水疱ができ、そこから成虫がはみ出す。

- **根絶プログラムの歴史**
- 1986年に米国カーネル・センターが中心となり撲滅プログラム開始。
- 以降、報奨金制度や安全な飲料水の確保、幼虫駆除剤散布など多角的対策を実施。

- **感染件数の推移**
- 1985年の全世界報告件数は約350万件。
- 2015年には年間22件にまで減少し、99.999%の削減を達成。
- 2025年のヒト感染はわずか10件(チャド4件、エチオピア4件、南スーダン2件)で過去最低。

- **動物感染の現状**
- 完全根絶には動物感染の解消も必要。2025年の動物感染はチャド147件、マリ17件、カメルーン445件、アンゴラ70件、エチオピア1件、南スーダン3件が報告。

- **意義と今後の課題**
- 「天然痘」に次ぐ人類が根絶する第2の疾病と位置付けられ、史上初の寄生虫病根絶例となる見込み。
- ワクチンや治療薬が存在しない中、予防と早期報告が鍵。
- カーネル・センターは「ゼロ」を唯一の目標として、啓発・水源管理・報奨金制度を継続し、残る症例の撲滅に向けて努力を続ける。

**要点**:汚染水を介して脚に虫がはみ出すギニア虫症は、1986年開始の国際的根絶プログラムにより2025年にヒト感染が10件に減少し、天然痘に次ぐ第2の根絶対象病となった。動物感染の除去が残る課題であるが、啓発と安全な水供給で完全根絶を目指す取り組みが進行中である。
ギニア虫症はギニアワームと呼ばれる寄生性線虫に汚染された水を摂取することで約1年かけて脚に水疱(すいほう)が発生し、そこから成虫が出てくるという感染症です。ギニア虫症は1986年から根絶プログラムが始まり2025年の症例数は10件のみまで減少しており、天然痘に次いで「人類が根絶する2番目の病気」になると言われています。

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