ノーマルビュー

KDDI、世界で初めて1409次元の暗号を解読

著者: nagazou
2023年12月28日 13:28

KDDI総合研究所は26日、暗号解読コンテスト「Challenges for code-based problems」で、Classic McElieceと呼ばれる次世代暗号の1409次元の暗号を解読し、これまでの世界記録を更新したそうだ。この1409次元の暗号は10の56乗(=100兆×100兆×100兆×100兆)通りの解の候補が存在する。このため、総当たりでは解読に1兆年以上かかるとされてきたが、KDDIは独自の解読アルゴリズムを用いて、2700万の解読処理を同時に実行できる並列コンピューティング環境を構築・活用することにより、29.6時間で解読に成功したとしている(KDDIASCII.jp)。

これにより、1409次元の暗号を解読するために必要な計算量が2の63乗であることを実証し、この次元を上回れば暗号の解読が困難という目安である暗号の強度を突き止めたとしている。この成果は、将来の量子コンピューターの台頭に備えた暗号の開発や標準化に向けた貴重な情報になるとしている。

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日経XTECH曰く「SSL証明書の発行者がLet's Encryptならまず詐欺」

著者: headless
2023年10月9日 16:38
あるAnonymous Coward 曰く、

技術系メディアの日経クロステック (xTECH) が 4 日に公開した「偽サイトもアドレス欄に鍵マーク、証明書を確認してフィッシング詐欺を見抜こう」という記事が問題になっているので共有したい (はてなブックマーク)。

問題になっているのは、現代では SSL の有無だけで本物かどうか判断できないため証明書の種類を見るべきだとする以下のような記述。

このうち詐欺で悪用されるのがDV証明書。「Let's Encrypt」という認証局では無料で発行しており、フィッシング対策協議会によれば、一部の例外を除いて大半のフィッシングサイトでこの証明書が利用されているという。大手企業が利用するケースは考えにくい。ブラウザーの証明書ビューアーで、発行者が「Let's Encrypt」ならまず詐欺なので用心しよう。

これにセキュリティ専門家の徳丸氏が米大統領官邸ホワイトハウスのウェブサイト (www.whitehouse.gov) でも Let's Encrypt の証明書を使用していることや、詐欺サイトの大半が Let's Encrypt を使用しているからといって、Let's Encrypt を使用しているサイトの大半が詐欺サイトとはいえないことを指摘したのを始め、それでは判断できないという声が多々上がっている。

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LastPassから流出したパスワード保管庫、クラックされて暗号通貨窃盗に用いられているとの見方

著者: headless
2023年9月10日 09:59
昨年発生した LastPass の不正アクセス攻撃者がコピー可能だったとされるパスワード保管庫について、実際にコピーされたデータの一部がクラックされ、暗号通貨の窃盗に用いられているとの見方が出ている (KrebsOnSecurity の記事The Verge の記事)。

ブロックチェーンワレットアプリ MetaMask の Taylor Monahan 氏によると、昨年末から 150 人以上が合計で 3,500 万ドル以上の暗号通貨盗難にあっているそうだ。被害者は長年の暗号通貨投資者でセキュリティ意識の高い人ばかりだといい、電子メールや携帯電話のアカウント侵害といった暗号通貨盗難の前触れとなるような攻撃も受けていない。

そのため、Monahan 氏は被害者の共通点を特定するのに苦労していたが、ほぼすべての被害者が「シードフレーズ」の保存に LastPass を使用しており、攻撃者が複数の被害者から盗んだ資金を同じブロックチェーンアドレスに送っているという結論に達したとのこと。

暗号通貨ワレット復元サービス Unciphered の Nick Bax 氏は Monahan 氏らが収集したデータを独自に分析し、Monahan 氏と同じ結論に達した。Bax 氏や Monahan 氏らはこのような特徴から新たな被害者を特定することにも成功している。

Bax 氏によればインタビューに合意した被害者の回答から得られた唯一の明白な共通点は LastPass にシードフレーズを保存していたことだといい、LastPass を使用する家族や知人にはパスワードの変更や暗号通貨の移行を強く勧めているとのことだ。

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女性宅の暗証番号ボタンに透明塗料、特殊な光あて4桁を特定

著者: nagazou
2023年8月25日 14:31
5月に静岡県で起きた住居侵入事件において、容疑者の36歳の男性が一人暮らしの女性宅に侵入する際、特殊な手法を用いて暗証番号を突き止めていたことが判明した(読売新聞)。

記事によると、容疑者は女性宅の玄関の暗証番号ボタンに透明な塗料を塗り、その後女性が帰宅して暗証番号を入力した後、特殊な光を当てることで光の反射の濃淡から4桁の番号を推定していたという。また、別の集合住宅でも同様の手法で女性を狙った事件が確認されているとのこと。地元警察は、玄関の暗証番号を複雑に設定するなどの防犯に関する啓発活動を行うとしている。

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MSI、ランサムウェアグループに侵入されソースコードを盗難される

著者: nagazou
2023年4月11日 13:23
マザーボードなどの製造で知られるMSIは7日、同社がサイバー攻撃を受けたことを発表した。発表によれば、攻撃を受けた部分に関しては回復措置を実施。法執行機関などにも報告済みだとしている。また攻撃を受けたシステムは徐々に通常の運用を再開し、金融業務にも大きな影響はないとしている。こうした報告に加えてBIOSとファームウェアの更新に関しては、公式サイトの公開以外のものを入手しないよう警告をおこなっている(MSIBleepingComputerPCMagTom's Hardware)。

このサイバー攻撃に関しては、この発表より前にネット上で報告されていたようだ。BleepingComputerによると、Money Messageと呼ばれるランサムウェアグループが、MSIのソースコードを含む1.5TBのデータを盗んだと主張していたという。犯行グループは400万ドル以上の身代金の支払いを要求していた模様。今回、MSIが身代金の支払いに応じたのかは不明。

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GitHub、誤公開した RSA SSH ホスト鍵を更新

著者: headless
2023年3月25日 17:28
GitHub が日本時間 24 日 14 時頃、GitHub.com の Git 操作で使用する RSA SSH ホスト鍵を更新したそうだ (The GitHub Blog の記事The Register の記事)。

今週 GitHub は RSA SSH 秘密鍵がGitHubの公開リポジトリで短時間見える状態になっていたことを発見し、すぐに修正を行って原因と影響の調査を行ったという。その結果、GitHubのシステムや顧客の情報が不正にアクセスされたのではなく、誤って秘密鍵を公開してしまった結果だと判断したとのこと。秘密鍵が不正に用いられたという証拠もないが、攻撃者がGitHubになりすましたり、ユーザーのGit操作を盗聴する可能性があることから、念のためホスト鍵を更新したとのこと。この変更はRSA鍵を使用してSSHでGit操作をする場合にのみ影響し、GitHub.comへのウェブトラフィックやHTTPSでのGit操作は影響を受けない。

RSA鍵を使用してSSHでGitHub.comにアクセスすると警告が表示されるので、古い鍵を削除して新しい鍵を追加する必要がある。ECDSA鍵やEd25519鍵を使用している場合には影響がなく、特に何も変更する必要はないとのことだ。

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1Password、パスワードを不要にする計画

著者: headless
2023年2月12日 19:03
1Password がパスワードを作成することなく、パスキーでアカウントへのアクセスを可能にする計画を発表した (1Password のブログ記事解説記事The Verge の記事Neowin の記事Ghacks の記事)。

1Password では既に生体認証を用いたパスワードレスのアカウントアクセスが可能となっているが、アカウントの保護には依然としてパスワードが使われており、生体認証はそれを隠すだけだという。パスキー認証は 1Password が従来から使用している秘密鍵と同じく公開鍵暗号方式だが、パスワードを組み合わせることなく、生体認証とデバイスのセキュリティ機能との組み合わせでアカウントを保護する。パスキーはフィッシング攻撃に強く、秘密鍵のエントロピー (128 ビット) よりも強力な 256 ビットのエントロピーでクラッキングを防ぐとのこと。

これにより、パスワードも秘密鍵も作成することなく 1Password のアカウントを作成でき、新しいデバイスで容易にサインインできるようになる。また、ウェブを含めて 1Password を使用する場所ではどこでも組み込みの生体認証が利用でき、スマートフォンで Mac や PC、ブラウザー内の 1Password をアンロックできるという。パスキーを用いるアカウント作成やアンロックのオプションは今夏から利用可能になるとのことだ。

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1Password 曰く、LastPass のパスワード保管庫をクラックするのに百万年もかからない

著者: headless
2023年1月3日 19:07
LastPass のパスワード保管庫の安全性について、同社がユーザーをミスリードするような説明をしているとライバルの 1Password が批判している (1Password のブログ記事9to5Mac の記事The Verge の記事)。

LastPass は昨年 2 回の不正アクセスを受け、2 回目の不正アクセスでは攻撃者がユーザーのパスワード保管庫のバックアップをコピー可能な状態にあったことを 12 月に発表した。ただし、パスワード保管庫はパスワードなどを 256-bit AES で暗号化しており、顧客がマスターパスワードを LastPass のベストプラクティスに従って作成していれば復号に数百万年を要すると説明している。

LastPass のマスターパスワード作成に関するベストプラクティスは以下のようなもの。
  • 少なくとも 12 文字、長ければ長いほどいい
  • 大文字・小文字・数字・記号を使う
  • 発音しやすく記憶しやすくする一方で、簡単に推測できないようにする (パスフレーズ)
  • 自分だけのユニークなものにする
  • 個人情報は絶対に使わない
  • 好例: Fidoate!my2woolsox

1Password ではこれに対し。12 文字のパスワードにはおよそ 272 通りの組み合わせがあるもののクラッキングシステムではパスフレーズのような組み合わせを先に試すため、完全にランダムなパスワードと比べて少ない試行回数でクラックできると指摘。272 という数字が意味を持つのはすべての組み合わせが選ばれる可能性が等しい場合に限られ、人間が作ったパスワードは最初の数十億回の試行に含まれる可能性が高いという。

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Gmailのクライアントサイド暗号化、Google Workspace一部エディションでベータテスト

著者: nagazou
2022年12月22日 17:10
headless 曰く、

Google が Google Workspace の一部エディションを対象に、ウェブ版 Gmail のクライアントサイド暗号化 (CSE) のベータテスト参加を受け付けている (Google Workspace Updates の記事Google Workspace Admin Help の記事Android Police の記事BetaNews の記事)。

ベータテストの対象は Google Workspace Enterprise Plus / Education Plus / Education Standard の 3 エディション。管理者は環境設定や証明書の準備などを済ませればベータテスト参加を申請できる。CSEが有効化されると、エンドユーザーはメッセージ作成画面で錠前アイコンをクリックして CSE を使用するかどうか選択できるようになる。開発者向けには Google Workspace クライアントサイド暗号化 API も提供されている。

CSE はクライアント上で暗号鍵を生成するエンドツーエンド暗号化 (e2e) と異なり、クラウドベースの鍵管理サービスで暗号鍵を生成・保存する。そのため、管理者が鍵自体や鍵にアクセスするユーザーを制御でき、各ユーザーの暗号化されたファイルをモニタリングすることも可能となる。

一方、CSE を使用した電子メールメッセージでは情報保護モードやマルチ送信モードが利用できないほか、スマート作成や翻訳、要約の生成、本文の検索、サードパーティアドオンによるテキストの読み取りなどにも対応しない。

ベータテスト参加の申請は 2023 年 1 月 20 日まで。Google は今後数週間のうちに申請者を CSE 許可リストに追加していくとのことだ。

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NIST、SHA-1 を 2030 年いっぱいで全廃する計画

著者: nagazou
2022年12月20日 16:08
headless 曰く、

米国立標準技術研究所 (NIST) は 15 日、限定的な場面で使われている SHA-1 アルゴリズムをより新しくセキュアなアルゴリズムに置き換えるよう IT プロフェッショナルに勧告すると発表した (ニュースリリースThe Register の記事)。

SHA-1 は 2017 年に現実的な時間でハッシュの衝突を生成する方法が公開されるなど、十分な安全性が確保できないとして置き換えが進められている。NIST は今回、SHA-1 を 2030 年 12 月 31 日までに廃止すべきだと発表し、SHA-1 にセキュリティを依存するすべての人に対して可能な限り早く SHA-2 または SHA-3 へ移行することを推奨している。

NIST はこれに伴い、2030 年 12 月 31 日までに SHA-1 仕様を削除した FIPS 180-5 を発行し、SHA-1 廃止計画を反映するため SP 800 131A などの出版物を改訂、暗号モジュールとアルゴリズムを検証するための戦略を作成・発行する。これにより、2030 年以降は米連邦政府機関で SHA-1 を使用するモジュールの購入も禁じられることになる。

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(自分を含む) 誰かの名前、パスワードに含めたことある?

著者: headless
2022年11月20日 20:28
ExpressVPN の調査によると、米国人の 40 % が自分の苗字がパスワードに含まれると回答したそうだ (ExpressVPN のブログ記事HackRead の記事)。

調査はモバイル投票サービス Pollfish を利用し、米国の成人 1,000 名にパスワードの選択について質問したものだという。調査報告書はまだ完成していないようだが、その一部が紹介されている。

パスワードに含められることが最も多い個人情報は誕生日 (43.90 %) で、ペットの名前 (43.80 %) が続く。本人の名前ではファーストネームが 42.30 % で最も多く、ラストネーム (苗字) とミドルネーム (31.60 %) の順になっている。また、子供の名前 (37.50 %) や元パートナーの名前 (26.10 %) といった自分以外の名前も多く使われているが、現パートナーの名前はリストに出現しない。このほか、電話番号 (32.20 %) や社会保障番号 (30.30 %) を使う人も多い。

その結果、5 人に 2 人はパスワードを作るときに自分の名前を少し変えたものを使うと回答し、43 % は自分の愛する人がパスワードを推測できるだろうと回答しているという。平均的な人は 6 サイト/プラットフォームで同じパスワードを使っているとのこと。それでも 81 % は現在のパスワードでセキュリティとプライバシーが十分に守られていると考えているそうだ。

日本人はキーボードの並びをパスワードで使用する人が多いといい、自分の名前をパスワードに含める人は少ないかもしれないが、スラドの皆さんはいかがだろう。なお、世界全体で最も多く使われているパスワードは相変わらず「123456」だが、日本では「159753qq」が最も多いとのことだ。

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ランサムウェア攻撃でドイツの新聞印刷システムが停止

著者: nagazou
2022年10月27日 06:02
ランサムウェア攻撃でドイツの新聞印刷システムが停止したそうだ。Malwarebytesが19日に発表したもので、新聞社の「Heilbronn Stimme」社の印刷システムがランサムウェア攻撃の影響を受け、メディアグループ全体に影響が出ているという(MalwarebytesTECH+)。

Heilbronn Stimmeの編集長であるUwe Ralf Heer氏によれば、10月14日に「有名なサイバー犯罪グループ」が攻撃を実行したという。犯行者は身代金メモを残しているものの、身代金の要求はされていない模様。同社は専門家と協力し、攻撃から4日後には再び印刷した新聞の配達が再開できるまでにシステムを復旧させているとのこと。

あるAnonymous Coward 曰く、

放送局でも今度ありそう。

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復号ツール提供条件として被害者に善行を求めるランサムウェア「GoodWill」

著者: headless
2022年5月29日 09:59
被害者に 3 つの善行を求め、実行の様子を撮影した動画や写真などをソーシャルメディアへ投稿することを条件に復号ツールを提供するというランサムウェア「GoodWill」をCloudSEKが分析している (CloudSEKのブログ記事Neowin の記事)。

3 つの善行とは (1) ホームレスに新しい衣服や毛布を提供する、(2) 貧しい 13 歳未満の子供を 5 人、ドミノピザかピザハット、KFC のいずれかへ連れて行って好きなものを食べさせる、(3) 病院で治療費を支払えずに困っている人を見つけて肩代わりする、というものだ。(1) から順に実行して相手と一緒に撮影した動画や写真をソーシャルメディアに投稿し、スクリーンショットやリンクを攻撃者に送ると確認後に次の善行が指示される。最後に「GoodWill という名のランサムウェアの被害にあったことで自身をどのように親切な人間へ変えたか」というテーマのソーシャルメディア投稿が求められ、合格すれば復号ツールとパスワードファイル、手順を説明するビデオチュートリアルを含む復号キットが提供されるとのこと。

CloudSEK のランサムウェア分析によると 1,246 個の文字列のうち 91 個がオープンソースの HiddenTear ランサムウェアと重複しており、これを元に GoodWill が作られたとみられる。ランサムウェアグループの電子メールアドレスを追跡するとインドの IT セキュリティサービス企業に結び付き、GoodWill のダッシュボードページなどをホストする IP アドレスはインド・ムンバイに所在するサーバーのものだという。また、文字列の中にはインド英語 (ヒングリッシュ) で書かれたものもあり、インド出身でヒンディー語を話す運用者を示すとのことだ。

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クレジットカード番号とセキュリティコードの生成アルゴリズムを調べ、紙とペンで計算・生成

著者: nagazou
2022年5月27日 16:09
アルゼンチンで新聞販売店を営む男性が、169件のクレジットカード詐欺をおこなったとして逮捕されたそうだ。発表によると容疑者のFernando Falsettiは、クレジットカード詐欺により日本円で約100万円相当の被害を発生させたという。話題になったのはその詐欺の手法(LA NACIONInfobaeGIGAZINE)。

警察が押収したノートから、同容疑者がクレジットカード番号とセキュリティコードを生成するアルゴリズムを見つけ、それを元に紙とペンで計算して有効なクレジットカード番号を割り出していたことが分かったとのこと。

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ランサムウェアの被害にあった企業の重役の 88 %、また被害にあったら身代金を支払うと回答

著者: headless
2022年5月15日 16:59
Kaspersky Lab の調べによると、ランサムウェア攻撃の被害を受けたことがある企業の重役の 88 % は再び攻撃を受けたら身代金を支払うと回答したそうだ (Kaspersky official blogの記事The Register の記事)。

調査は北米・南米・アフリカ・ロシア・欧州・アジア太平洋地域の従業員 50 ~ 1,000 人の企業のIT管理者でない重役および経営者・共同経営者 900 人が対象で、4 月に実施されたものだ。

回答者の 60 % はランサムウェアの脅威をメディアが実際よりも大きく見せていると考えているが、64 % の組織が既にランサムウェア被害にあっており、うち 79 % が身代金を支払っているという。再び被害にあった場合に身代金を支払うとの回答は 88 % だが、過去の被害で身代金を払ったことのある組織では 97 % が再び支払うと回答したとのこと。一方、データが復旧できなくても身代金を支払わないとの回答は、被害にあったことのない組織で 28 %、過去の被害で身代金を支払わなかった組織では 44 % にのぼる。

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NSA曰く、新しい暗号規格にバックドアはない

著者: headless
2022年5月15日 12:25
米国立標準技術研究所 (NIST) による新しい暗号規格にバックドアはないと、米国家安全保障局 (NSA) サイバーセキュリティ責任者のロブ・ジョイス氏が保証している (Bloomberg の記事)。

NSA が開発した暗号アルゴリズムはバックドアの懸念から 2014 年に連邦規格から除外された。一方、NIST はポスト量子を見据えた新しい暗号規格のコンテストを 2016 年から実施していた。NSA も機密扱いの量子耐性暗号アルゴリズムを既に開発しているものの、NIST のコンテストには応募していないという。コンテストでは暗号アルゴリズムのテストに NSA の数学者も協力しており、ジョイス氏はすべての候補が量子耐性の要件を満たしていたと述べているが、規格の策定自体には関与していないとのこと。米政府は 4 日、既存の公開鍵暗号を用いるすべてのデジタルシステムについて、量子耐性暗号へ移行する方針を示している。

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多額の盗難被害を出したブロックチェーンワレットアプリ、シードフレーズを無断で保存していたと指摘される

著者: headless
2022年4月23日 13:32
ブロックチェーンワレットアプリの MetaMask は 18 日、アプリのデータを iCloud にバックアップした場合の危険性について注意喚起した (HackRead の記事9to5Mac の記事MetaMask のツイート)。

これは Apple を名乗る電話を受けた MetaMask ユーザーが Apple ID パスワードリセットの確認コードを教えてしまい、総額 65 万ドル相当の暗号通貨や NFT を失ったという報告を受けたものだ。

MetaMask によればアプリデータの iCloud バックアップにはパスワードで暗号化された MetaMask 保管庫データが含まれ、パスワードの強度が低い場合はフィッシングで iCloud の認証情報が奪取されると資金を盗まれることになるという。

しかし、ワレットの鍵であり、MetaMask が保存しないと説明しているシードフレーズが実際にはファイルに保存されていたとの指摘もあり、被害にあったユーザーは無断保存を批判している。

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Microsoft Update カタログのダウンロードリンク、HTTPS に変更される

著者: headless
2022年4月3日 15:02
Microsoft が Microsoft Update カタログのダウンロードリンクを HTTPS に変更した (Ghacks の記事Deskmodder.de の記事Borns IT- und Windows-Blog の記事)。

Microsoft Update カタログの Web サイト自体は以前から HTTPS で提供されていたが、生成されるダウンロードリンクが HTTP だったため、多くの環境でブラウザーにブロックされてファイルがダウンロードできない状況になっていた。今回の変更に伴ってダウンロードリンクのドメインがこれまでの「download.windowsupdate.com」から「catalog.s.download.windowsupdate.com」に変わったが、旧リンクからのダウンロードも可能なようだ。

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テルアビブ大学の研究者曰く、ARM の TrustZone のセキュリティ実装にはオープンな標準が必要

著者: headless
2022年2月26日 18:11
Samsung 製 Android スマートフォンで TrustZone OS (TZOS) の暗号機能に見つかった 2 件の脆弱性について、発見したイスラエル・テルアビブ大学のチームが論文 (PDF) と POC を公開している (The Register の記事Android Police の記事SlashGear の記事)。

ARM ベースの Android スマートフォンでは Android OS から独立して Trusted Execution Environment (TEE) 上で実行する TZOS にセキュリティ上重要な暗号機能が実装されるが、その暗号機能実装はベンダーに任されており、非公開でプロプライエタリな設計になっているという。研究チームは Samsung のフラッグシップデバイス Galaxy S シリーズを調査し、ハードウェアベースのキーストア (Keymaster TA) の暗号設計と実装を明らかにした。

2 件の脆弱性は Galaxy S9 の AES-GCM で見つかった IV 再利用の脆弱性 (CVE-2021-25444) と、より新しい Galaxy S10 / S20 / S21 でも IV 再利用攻撃を可能にするキーブロブダウングレード攻撃の脆弱性 (CVE-2021-25490)。前者は昨年 5 月に Samsung へ報告し、Galaxy S9 のほか Galaxy J3 Top / J7 Top / J7 Duo / TabS4 / Tab-A-S-Lite / A6 Plus / A9S を対象としたパッチが 8 月に公開されている。後者は 7 月に報告し、Android P 以降をプリインストールしたデバイスを対象としたパッチが 10 月に公開された。こちらのパッチではレガシーなキーブロブ実装が完全に削除されたとのこと。いずれの脆弱性も Galaxy S9 よりも古い S8 には存在しない。

今回の脆弱性は 1 億台程度の Samsung 製デバイスに適用されるのみだが、ベンダー各社が TZOS や TA (Trusted Application) のセキュリティや暗号の設計・実装を秘密にすることが危険な落とし穴になっている。各社はプロプライエタリシステムのリバースエンジニアリングの難しさに依存するのではなく、外部の研究者によって十分な検査ができるようにすべきだと研究チームは結論付けている。

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NFT、どう発音する?

著者: nagazou
2022年2月4日 08:07
headless 曰く、

The Verge の Corin Faife 氏が「NFT」を「neft」と発音することに決めたと主張している (The Verge の記事)。

3 音節の「NFT」は長過ぎて、繰り返されるとうっとうしいので、母音を足して短く発音できるようにしたいという趣旨だ。候補は neft のほか、「naft」「nift」「noft」「nuft」「nifty」「nafta」といったものが挙げられ、少なくとも 10 人のThe Vergeスタッフの意見を聞いて決定したとのこと。

日本語では「エヌエフティ―」が5音節、「ネフト」が3音節なのであまり短くなった気はしないが、スラドの皆さんは何と読むだろうか。

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