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東京大学、放熱をなくし高容量の蓄電池を可能にする電極材料を発見

著者: nagazou
2021年2月9日 06:07
東京大学の山田淳夫らの研究チームが20201年1月、蓄電池の電力貯蔵能力を向上させるための電極材料を発見したと発表した(東京大学工学部プレスリリース[PDF]日経新聞EE Times Japannature)。

従来の電極材料は放電時により、熱になってエネルギーが放出されて失われてしまう問題があった。研究グループが新たに発見した電極材料「Na2Mn3O7」では、熱の原因となっていた酸素の電子を使っても熱としてエネルギーを失うことはなく、蓄えた電力エネルギーをそのまま利用できるのだという。これまで使用できなかった酸素も電力貯蔵に使えるようになるため電池の容量を大幅に高められるとしている。

研究チームはこの「Na2Mn3O7」の研究の過程で、熱になってエネルギーが放出される原因についても特定した。原因は酸素原子同士が結合を作ることにあり、「Na2Mn3O7」では、酸素原子が結合を作らないことから、エネルギーの損失を抑えて電気エネルギーを貯蔵できるらしい。

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